3.9.12

大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ へ

中々のんびりと休みを取る、というわけにもいかない毎日が続いていましたが、会期終了が間近な「大地の芸術祭」にもう1度行ってみたいと思っていたのもあって、悩まず行動(笑)
昨日、新潟へダンガンツアーに行ってきました。

ちなみに、この「大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ」とはウィキペディアによると

「人間は自然に内包される」を理念に、新潟県越後妻有地域の約762平方キロメートルの広大な土地を美術館に見立て、アーティストと地域住民とが協働し地域に根ざした作品を制作、継続的な地域展望を拓く活動を目的とする芸術祭である。大地の芸術祭は「交流人口の増加」「地域の情報発信」「地域の活性化」を主要目的としたアートプロジェクトである。
越後妻有という地名は地図上に存在する名称ではなく、古くからこの地域が「妻有郷」と呼ばれたことに由来する。
2005年4月に合併で新「十日町市」が誕生したため、新「十日町市」を川西エリア、松代エリア、松之山エリア、中里エリア、十日町エリアに改称し、津南町と合わせ越後妻有地域と呼んでいる。

ということで、トリエンナーレとは3年に1度開催されることを指しているそうです。

前回は、建築士会の大会の1部として見学に廻ったのですが、その際に見られなかった場所やもう一度自分の足で(いや車ですが、、、)廻ってみたいという想いから再び妻有地区へ向かいました。


さて、私は毎度のことなのですが、早朝に旅立つよりも夜のうちに現地の近くまで行ってしまいサービスエリアなどで仮眠して、起きたら現地で活動開始というのが好きで、もちろん今回もそんな方法で。しかも私の奥さんも強制参加です(笑)



朝8時ころにまずは湯沢町に到着。何故かというと温泉に入るため(^^)
山の湯という湯沢町の中では一番古くからあると言われる町営の温泉です。
朝風呂、気持ちいい~(>_<)

雰囲気のある小さな温泉ですが、きれいに使われておりしかも源泉かけ流し。
素敵な温泉との出会いに心も体もホカホカです。



そして、朝風呂に入ったら次はもちろん、、、朝ごはん(^^)
湯沢町から国道17号を少し北上した場所にある食堂へ。
ここは、卵かけご飯がメインのお店。南魚沼産のご飯と生卵、たまりません!


もう説明する必要もないくらい美味しい!!最高です♪



さて、いよいよ大地の芸術祭見学開始。
この芸術祭、妻有の広大な地域にさまざまなアートが点在しており地図と現地の看板を頼りに見つけて鑑賞というのを繰り返していきます。本当にたくさんのアートが点在しており、大自然の中にポツンと1つのアートがあったり、1つの建物の中にいくつかのアート作品が展示されていたりと様々ですが、街を車で走ればどこかにアートやその看板があるといった感じです。

そして、1つ目「再構築」

 


古くなった建物を再生させているのですが、何か新しい用途に使うとか再び建物として使うということではなく、全体に鏡を張ることで自然の中に同化させ、あたかも建物であることも感じさせないようなそんな存在の何かに生まれ変わっています。本当に不思議な作品でした。



2つ目は「絵本と木の実の美術館」






休校になった小学校をまるごと使った美術館。まるで絵本の中に入り込んでしまったような世界観を表現しているようで、小枝で作られた生き物や古い道具の数々、建物の隅ずみまで伸びていくアート。とてもダイナミックでどこか懐かしさのあるアート作品でした。
それにしても結構混んでました(笑)



3つ目は「越後妻有里山現代美術館 キナーレ」

 

今回、是非見たかった作品の1つ。ただただ圧倒されました(^^)



4つ目は「うぶすなの家」
のはずだったんですが、この時点で14時過ぎ。「うぶすなの家」へ行く目的はお昼ご飯を食べたかったからなのですが、行ってみたらお昼は終わってました。残念っ(>_<)
時間も限られてるので、早々にあきらめて次の場所へ。



5つ目は「蕎麦屋:小嶋屋総本店」
いや、アートじゃないんですけど移動途中で探してたらこんなお店を見つけました。
古くからの名店のようで美味しいへぎ蕎麦をいただきました。



6つ目は「光の館」




こちらも今回見に行きたかった作品というか建物。本来は宿泊体験施設となっているので、見学は無理かなぁなんて思いながら取り敢えず外観だけでもと思って行ってみたら見学も出来ちゃいました。行ってみて「光の館」の名前の意味を理解。本当にいろいろな工夫を凝らして光を体感できるそんな建物でした。



結構駆け足でのアート鑑賞でしたが、様々な作品に触れすごくリフレッシュ出来た1日でした。
でも、全然見切れない(^^;
次回は3年後なのでしょうか。今度はパスポートを買って、じっくり見に行こうと思います。

まだ見に行っていない方も9月17日までは開催しているそうです。
どうぞご覧あれ(^^)
http://www.echigo-tsumari.jp/