24.1.13

ゼロエネ住宅の完成見学会を開催します。

2月23日(土)・24日(日)

ゼロエネ住宅 完成見学会  in 宇都宮市平松本町


いよいよ、工事も佳境に差し掛かってきた「ハッピーゼロエネハウス」ことゼロエネ住宅ですが、2月23日、24日の2日間にわたり、完成見学会を開催します。

ゼロエネ住宅と言っても実際どんな住宅なのか?
一般の住宅とは何が違うのか?


百聞は一見に如かず、
是非、体感しに現地へお越しください。


今回、見学会を開催する建物は、昨年国交省が募集した「住宅のゼロ・エネルギー化推進事業」に採択されもので、1次エネルギーにおいて140%超の消費エネルギー削減率となっている高性能な建物です。プラスエネルギー住宅と呼ぶこともできます。

※1次エネルギー:基本的に自然界に存在するままの形でエネルギー源として利用されているもので、石油・石炭・天然ガス等の化石燃料、原子力の燃料であるウラン、水力・太陽・地熱等の自然エネルギー等自然から直接得られるエネルギーのことをいう。
 これに対し、電気・ガソリン・都市ガス等、一次エネルギーを変換や加工して得られるエネルギーのことを2次エネルギーという。
例)消費電力(2次エネルギー)を1とすると1次エネルギー換算では2.7になるとされています。


では、ゼロエネ住宅って何なのか?

簡単に言えば、上記の1次エネルギーについて考えたときに消費量がゼロになる住宅ということになります。

具体的には、
住宅である一定の環境で生活するつまり快適な環境で生活するためにはそれなりのエネルギーを消費します。それは、照明だったり暖冷房だったり調理器具だったりといろいろですが、それぞれ電気やガス、石油などを消費します。

この2次エネルギーの消費は、建物の性能に基本的には依存しています(もちろん、我慢をして快適ではない生活をする努力をすればこの限りではないのですが)。例えば、天井・壁・床・窓などの断熱性能を向上させたり、建物の形状に配慮したり、方位を考えたりすることで消費量は変化します。

①この建物の性能や周辺の環境から、消費される標準的なエネルギー量を計算します。
建物の性能が高かったり環境がより良い場合には、標準的な消費エネルギーは少なくなります。


②次に、消費エネルギーを減らす計算。
生活の中で使う設備はどんどん高効率になっています。
例えば、エアコンやエコキュートなど。こういった高効率な設備を使うことで、本来必要となる消費エネルギーを軽減させることが出来ます。

③そして、エネルギーを創る計算。
一般的なのが太陽光発電システム。これを屋根に載せることでエネルギーを生み出すことが出来ます。つまりプラス分のエネルギーということです。他には、エネファームなどもありますね。


上記の①~③までの量を計算し、1時エネルギーに換算します(それぞれ①'、②'、③'とします。)

そして、 ①' - ( ②' + ③' ) がゼロとなるのがゼロエネ住宅ということになります。


今回の建物は 
 ( ②' + ③' ) ÷ ①' × 100 = 147%
となっていますので、ゼロというよりはプラスエネルギー住宅と言えるものです。


とはいうものの、体感に勝るものはありませんので、みんさん、是非見学会にお越しください。



見学会をご希望の方には、ご案内をお送りいたしますので、下記までご連絡をいただくかメールで「見学会希望」とお書き添えの上お送りください。

連絡先: 株式会社ハッピーハウジング 028-652-7777
メール:architake1971@gmail.com (工藤まで)