旧式だけど安い車 と 高いけどハイブリッドで燃費の良い車
当然長い目で見れば後者のハイブリッドカーを選ばれるのではないでしょうか。
理由はもちろん、燃費が良いから。
ハイブリッドカーですから、燃費の良さも相当です。つまり家計の負担も激減し、購入時の価格の高さも十分元が取れてしまうわけです。
ところが、
住宅を建てる際にみなさんは先ほどのような考え方をしているでしょうか。
・値段が安いかどうか
・設備が豪華かどうか
・プレゼントがつくかどうか
・デザイン重視とか
・ブランド重視とか
冬の寒さはちょっとくらい我慢すればと思われるかもしれませんが、自分の家が「燃費」の悪い家だったら本当に我慢していて良いのでしょうか。
例えば、
穴の開いた浴槽にお湯をためているとします。何とかお湯は溜まっていくようですが、穴が開いていますから溜まるそばからお湯が減っていってしまいます。家族がお風呂に入るためにはお湯を出しっぱなしにしなければいけないでしょう。
もうおわかりかもしれませんが、住宅でも同じことが起きているんです。
住宅の断熱性能が低いということは、浴槽に穴が開いているのと一緒。家の中に溜めた冷暖房の熱がどんどん外へ逃げて行ってしまう状態です。そんな状態で暖房(冷房)をしているわけですから、なかなか温まらない(すずしくならない)し暖房(冷房)を止めればすぐ寒く(暑く)なってしまいます。どうせ温まり(涼しくなり)にくいなら部屋を細かく仕切れるようにしよう、というのが現在ある多くの住宅なんです。
この状態を改善する方法が
住宅の高断熱化 = 浴槽の穴を小さくすること
と置き換えれば、なんとなくイメージしやすいのではないでしょうか。
住宅の断熱性能を向上させれば、家の中で使用するエネルギーの量も少なくなります。
冷房や暖房のエネルギーということは光熱費がかからなくなるわけですから当然家計にも大きなメリットになります。
おまけに、
家全体で熱が逃げないようにしますので、家のどこへ行っても同じ温度になります。
もう冬の寒い日の浴室でつらい思いをする必要はありません。
高性能な家で健康に暮らせるのはそんな理由も1つにあります。
高性能 = 省エネ = 節約 = 快適・健康
これだけメリットがあることをやらない手はない
と思うのは私だけでしょうか?